2006年12月3日(日)にejnet主催(NPO法人 女性医師のキャリア形成・維持・向上をめざす会)の「2006北陸フォーラム」でパネラーとして壇上に上がることとなった。会場は福井県済生会病院。http://www.ejnet.jp/topics/forum_061203.html http://fukui-saiseikai.com/ 少子化担当の行政マンを除いて会場内はほとんどがお医者さんとこれからお医者さんになる学生さん。一般の人の意見も聞きたいとのことで私に声が掛かった。事実婚を選び、新しい家庭像を模索しながらNPO活動を行っている点も評価されたのかもしれない。 子医学生のキャリア形成支援を考える「地方で子育ての出来る産婦人科医、小児科医になる!!」がテーマでいろいろな意見が出されたが、私の生活感とは大きな隔たりが感じられた。それは、異常なまでの上昇志向がかえって彼女らを苦しめ、社会に貢献できなくしているというものだ。実現可能な提案があっても、ロールモデルが近くにない(前例がない)などの理由で積極的に社会を変えていこうとする考えはないようだ。また、自分の理想とする病院経営をしようという考えもはじめからないようだった。目に見えない古い体質をひしひしと感じた。 一般社会では「医者・弁護士」と同列で扱われることが少なくないが、勤務医がベースになっている医療界と、勤務弁護士は「いそ弁=居候弁護士」と言われ一段低く見られる法曹界ではかなりスタンスが違うと感じた。フリーの仕事をしている私にとって職業観を考え直す良い機会となった。 交流会では多くのケーキが並べられ、乾杯にも地元特産の梅ジュースという感じでアルコール無しで進められた。別の大きな企業のクリスマスパーティでもアルコール無しで行われるものもあり、時代の流れを感じる。タバコ環境の正常化(無煙化)と並んで良い方向に進んでいると思う。 ついでに回したビデオを編集し3時間程度のDVDを制作中。 |
「横濱たより」は、1998年10月に創刊されたインターネットを利用したオンラインマガジン。名前の由来は、横濱商館ニュースでは堅いので柔らかい感じものにしました。「たより」というのは、「便り」と「頼り」を掛けています。いつも頼りになる存在でありたいと願っています。見たり・聞いたり・感じたモノやコトを発信しています。Back number No.001-100 No.101-200 |