横濱たよりロゴ 第225号 2007.8.25
 アレルギー意思表示バッチ完成

仕上がってきた缶バッチと取扱説明書 企画会議の様子 取扱説明書 表 取扱説明書 裏
 世の中を変えていくためには、逃げ回っているのではなく、積極的に意思表示していくことの大切だと考え行動してきた。「アクション無きところにリアクションなし」というのは、私の座右の銘的なスローガンだ。
 NPO法人スワングループ(http://npo.mike.co.jp/)では、2007年の活動のひとつとして、「アレルギー意思表示バッチキャンペーン」というものを実施している。 サブタイトルは「ココちゃんといっしょにおでかけしよう!」。
 制作のきっかけは、「受動喫煙被害を受けやすい妊婦(特にお腹が大きくなっていない妊娠初期の女性)や子供、食べ物アレルギーを持つ子供がそのことを意思表示し、社会に出やすい環境作りを通して、子育て支援・バリアフリーな暮らしやすい社会の実現を目指すためにつくりました。
 アレルギーに対して誤解や偏見が多く残っています。アレルギーやアトピー性皮膚炎、除去食のことを聞かれたりするのを苦痛に感じる人が少なくありません。そのため、出不精になりがちな人たちがお出かけする際にちょっと勇気を持って貰うためのお助けグッツと考えています。」というものだ。
初期デザインは無煙環境編とアレルギー編の2種類 もともとは、2005年に独自企画としてスタートした「おいしい空気のお店」紹介事業(http://npo.mike.co.jp/shop/index.html)の調査項目のひとつとして「アレルギー食に対する取り組み」があったが、これが好評で、サンドーム福井で開かれた第2回食育全国大会でも小冊子「ココちゃんスタイル07」を配布した。
 最初は、妊婦向けと食べ物アレルギー向けをひとつのデザインで作ることを考えていたが、缶バッチの製作をNPO法人ナレッジふくいに委託して、障害者就労支援としてひとつずつ手作りすることになりデザインも右のような2種類を作った。
 取扱説明書も文面の推敲に時間が掛かったが、使いやすいものが出来たと思っている。
 今回は、アレルギーを持つ人が身につける、アレルギー意思表示バッチを製作するという「公益性」、「市民活動の特性」を高く評価され、「ふくい市民活動基金」助成事業として10万円の資金援助を得て、500個制作することができた。2004年にNPO法人の認証を受け、2005年は北陸労働金庫から、2006年は三谷市民文化財団の助成を受け、別の活動を行うことが出来た。
 今後も継続的な活動をするため、資金援助して下さるスポンサーを探しています。


2007年8月20日 撮影・編集 YouTubeにアップロード

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