思い切って倉庫の片隅に眠っていたMO(光磁気)ディスクを処分した。
いつ頃からは使わなくなって久しい。デザイン・印刷業界では今でも現役で使われているが、一般的にはあまりメジャーな存在ではなくなっている。
私がマッキントッシュを初めて買った1995年頃は、まだ、インターネットも普及しておらず、アプリケーションはFD(フロッピーディスク)で配布されていた。外部記憶装置としてMOドライブを購入したが、まだ128MBのディスクがメインだった。その後、230MBのドライブを購入したが、640MBのものには移行せず、CD-Rに移行していった。
さらに、デジカメデータの大容量化に伴って、生DVDディスクをバックアップ用のメディアやデータ受け渡しのメディアとして使うことが多くなっている。もちろん2時間程度のビデオを収録することもできるし、それが、100円程度で手にはいるのは時代の流れを感じる。クライアントの要望でワイドディスク、シルバーディスク、ゴールドディスクなど複数持っていないといけないのがちょっと面倒。
MOディスクを読み出すためのドライブは、SCSI接続のものなので、古いPerfoma 6210を引っ張り出してきた。MacOS 8で稼働し、LANケーブルでほかのマシンやインターネットにも接続できるのはありがたかった。
100枚程度のMOディスクが転がっていたがバックアップのため、実際のデータ容量はそれほど多くなかった。デジカメ画像やアナログプリントやポジフィルムをデジタル化したデータを中心に1.5GBほど吸い出した。中には、1995年に高校時代の恩師とチャイナテーブルで食事したときの画像の残っていたクラリスワークス書類もあった。
クラリスワークス書類もバージョン1.0から使い続け、現在は、アップルワークス6.0となっているが、今も大活躍しているアプリケーションの一つだ。
MOディスクは、FDの2枚分の厚みしかないが、データ容量が100倍以上もあるというのも使い勝手が良かった。価格は1000円弱だったと思う。ここ数年は買ったことがないのでよくわからない。
現在のメインマックは、2007年のクリスマスに買ったiMac G5 20インチモデルだ。これに、アップル社純正の23インチモニタを接続してビデオ編集・DVD制作、ウェブ制作に使っている。純正モニタは色がきれいであることに加え、USBとiEEEのハブ機能も持っているので拡張性の低いiMac G5にはもってこいだ。外付けHDDもiEEE800の高速モデルが接続できるのでビデオ編集にはもってこいだ。
5台程度のマックが稼働中の横濱商館であるが、ビデオ編集以外のデータは、LANディスク(250GB)にバックアップを取るようにしている。MOディスクは、230MBなので1000倍の容量だ。
2004年7月18日にに足羽川が氾濫・洪水のなったこともあり、念のため、LANディスクは2階に設置している。
|