最近、頼まれてデジカメ講座をすることがある。普段は撮影や制作が本業なので、あまり意識しないで作業していることを別の視点から分析することになる。
撮影一つとってみても、被写体や見る対象者、使用方法(紙媒体かウェブか)などを考え、レンズの選択、シャッタースピード、絞り値、色温度、ライトの当て方など多くのパラメータを瞬時に決めている。どれを優先すべきかなど実際のノウハウは本には書いてないものだ。
アナログ撮影20年、デジタル撮影10年以上の経験をベースに臨機応変に話を進めることができるようになってきた。
講座の前に、受講生のニーズやレベルを聞き出し、決められた時間で効率的に撮影技術と知識が高められるように工夫している。
また、二十歳前後の学生さんが主体になるときは、飽きられないようにクイズ(金閣寺クイズ<プロとアマを見分ける方法>など)やちょっとした実習を盛り込むようにしている。
IT系の専門学校では3駒×2日間の講座を持ち、「商業写真家の現場から」というテーマで、「銀塩カメラとデジカメ」「露出補正とマクロ撮影」「DTPは共同作業」「情報とは?」などで構成した。
実習室にはマッキントッシュが並び、それを使っての課題なども出せて楽しかった。
すべてをビデオ記録しているわけではないが、四年制大学、専門学校、IT研究会、SOHO意見交流会での様子を1分半にまとめてYou Tubeにアップしてみた。
超初心者の一眼レフデジカメ個人レッスン、幼稚園の先生対象のデジカメ講座なども経験があるので、お気軽に声をかけて欲しい。
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