2008年8月9日(土)午前の防災教室に参加してきた。会場は福井市防災センター。(防災ステーションは別の施設)福井市防災啓発事業の一環で、先着25組となっていたが15組しか来ていなかった。
最初に講義室で啓発アニメを見てから、気象庁の職員(福井地方気象台)による地球温暖化や緊急地震速報の話があった。質問する機会が有ったのでお聞きすると、ワンセグ携帯での遅れについては現状としてどうしようもないらしい。
次に隣の部屋に移動して、竜巻実験、液状化実験、空気圧実験などを観察。その後、風見鶏を作る工作の時間。
その間に女性スタッフが非常食を温め、非常食の試食。ひとつのファミリーに1セットずつ配られた。当たり前だが非常食だけにうまいものではない。その中でおでんときなこ餅はおいしかった。結構な量があったので、帰りにラーメン屋には寄らずに横濱商館に戻った。
多くの種類の非常食が展示されていたが、避難所でのアレルギー対策の要望も出しておいた。
1階の防災体験コーナーと展示コーナーはこれまで何度も見たことがあったので新鮮味はなかった。(横濱たより025号 2000.5.25発行参照)(横濱たより240号参照)
エレベータで4階に上ったところから見せて貰った総合防災管制室は格好良かった。6名のスタッフが24時間態勢で勤務しているらしい。福井では救急車は1時間強に1回の割で出動しているそうだが、広くなった福井市でたったの8台しかないというのは驚きだった。
ハンディマイクを使って説明するスタッフの流れるような説明が印象的だった。
帰りがけには緊急用の笛や消火器をかたどった鉛筆削りなどのセットがお土産に配られ子ども達は大喜び。
3時間の教室で土日に4回開催されるようだが、参加者が少ないのが残念。
「備えあれば憂いなし」というのは間違いで、「憂い無き人、備えせず」というのが現実。防災は、「自助・共助・公助」と言われるが、地道な啓発活動で防災意識を高めていって欲しい。
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