2008年9月17日(水)の誕生日に映画「セックスアンドザシティ」を見てきた。
http://www.paramount.jp/satc/
早朝にネットで上映作品と開始時間を検索し、10:20からのアレックスシネマ(鯖江)に行くことにした。
それほど前知識を持っていたわけではないが、2時間30分の映画はテンポも速く充分に楽しめた。
女性客が98%の館内がだ、スクリーンに集中して見られたし、主人公と年齢が近い私には生き方を考えるに充分な映画だった。
大都会ニューヨーク(ひとりはロサンゼルス郊外の海外沿いに在住)であれだけの暮らしを維持するには年収が1200万円は必要だろうが、そんないやらしさを感じさせないスマートな仕上がりになっていた。タバコ使用シーンもほとんどないおしゃれな画面だ。
パソコンや携帯電話を使うシーンは、アップル社製のものが多用されるのは見慣れているが、2008年当初の撮影時には発売されていなかったiPhoneが重要なシーン(結婚式当日の朝に新郎と連絡が取れない場面)で登場しているのには驚かされた。(iPhone 3Gではなく旧型であればアメリカで発売していたが、詳細は不明。)
舞台となったニューヨークは、1987年9月に訪れているが、その他の場面で登場するセント・ルイス、ロサンゼルスにも思い出が深い。そのことは、旅行記「EZアメカ(全米モーターサイクルひとり旅)」に書いている。
http://mike.co.jp/diary/ez/
自律した人間とはどうあるべきなのか、その方向性を示してくれたのはこの映画だった。場面展開のスピーディーさは、テレビ的で映画のワイド画面を活かしきっていなかったが、ストーリー展開はあまりにも面白い。
主人公のひとりが50歳の誕生会を開くシーンがあるが、私は今日で46歳。
家族、両親、子ども達、そして、友人達との関係に感謝する気持ちを持たせてくれる映画だった。
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