2009年3月15日(日)早朝に横濱商館を出て、20日(金)の夜に帰ってきた。今回は、タイ・プーケット島で開かれたWeb-Based Education2009(The International Association of Science and Technology for Development (IASTED)主催)という情報教育系の国際学会に参加するのが目的だった。
2008年11月から働き始めたFレックス(http://f-leccs.jp/ 文部科学省の創造的大学間支援事業のひとつで福井県立大学が中心となっている)のコミュニティ推進員としての参加。
早朝から福井-小松-成田と乗り継いでたどり着いたバンコク(スワンナブーム)国際空港は近代的な設備と伝統文化を上手にデザインした素晴らしいものだった。すぐにプーケット島行きの飛行機に乗り継いだので何も見ることは出来なかったが、帰りはバンコクで半日観光を楽しむことが出来た。
空港から市内に入る高速道路も整備され、大都会を感じさせた。宿泊したナライホテルはバンコクの中心部にあり、無線ランも無料で使え居心地の良いところだった。リゾートホテルと違い、すべてが機能的に出来ているのが私向きだ。価格は5時から開いているバイキングも含めて6000円程とリーズナブルだった。
シャワーを浴びて福井から一緒に行った3人で歩いて10分ほどの乗り場から王宮観光の船着き場まで水上バス。ベトナムホーチミンもそうだったが、どんよりとした大河が大陸的だ。
王宮観光は長ズボン着用・サンダル禁止など規則が厳しい。室内に入るときは帽子を取るようにも指導される。赤い野球帽はあまりの日差しで露天商で買ったもので450バーツを100バーツに値切った。王宮の入場料は外国人350バーツと高めだが、タイ人は無料。王宮観光の途中でにわか雨に遭遇したが、お土産物屋さんでアイスを食べながら待っていると青空が広がった。
歩いてすぐのところに涅槃仏寺院がある。奈良の大仏も日本最大級の勝山大仏も見たことがあるが、この黄金色の全長46m、高さ15mの仏像は圧巻。英語でリクライニングビックブッダと書いてあったのが印象的で思わず笑ってしまった。
帰りはエアコンの効いたタクシーで帰り、ホテルでシャワーを浴びてから市内観光に出かけた。噂に聞いていて大渋滞にも会わず、小型バイクの数もホーチミンよりかなり少なく、街は秩序立っていた。物乞いの数も少なく、東京か大阪を歩いているような感じ。街角をのし歩くアジア象は数年前に法律で禁止されたらしく見ることはなく残念。
赤いTシャツを着たタクシン元首相を支持する「反独裁民主同盟(UDD)」の反政府デモでアセアン首脳会議が中止になったのは、私たちが帰った翌月の2009年4月。黄色いTシャツの市民グループが国際空港を占拠していたのは、2008年11月。国民的には非常に大人しいイメージのタイだが、ここ15ヶ月で4人の首相が交代している。
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