あちこちでデジカメ教室を行っているが、今回は対象者が小中学生とその保護者に絞った夏休み企画。正式なタイトルは、「
庭園図書館で撮ろう!〜福井県立図書館で楽しむ親子デジカメ教室〜」。
梅雨の晴れ間に恵まれ、親子共々、楽しみながらデジカメの使い方や撮ったものの利用法などを学んで貰えたと思う。
まずは、福井県立図書館多目的ホールに集まっていただき、みなさんと同じ小学生を持つ保護者であることなどを自己紹介。電源の入れ方・消し方、ズームレンズの使い方を行ったところで、中庭で保護者を撮る実習。
もう一度、多目的ホールに戻っていただき、縦位置撮影のポイント、逆光に強いストロボの使い方を説明した後、いよいよ図書館の庭園にデジカメを持ち出しての実習。
緑の中の庭園図書館といわれるだけに、広々とした芝生やいろいろな植物が生い茂っている。緩やかな坂を登ったところに「展望台」と呼ばれる木製デッキや、庭園東側にはパビリオンと呼ばれる木製デッキなども配置されている。
3カ所の撮影ポイントでコツを説明しながらざっと回ってくると30分ほど掛かる。暑い時期だけに、水分補給は教室内から行うように促した。
多目的ホールに戻って来たファミリーから撮影カットを見せて貰いながらワンポイントアドバイスを行ったが、デジカメ教室に来るだけあってどのファミリーも愛情たっぷりの写真を撮っておられた。普段は子どもの写真を撮ることが多いと思うが、子どもの撮影した保護者の写真もとても良い。
最後はプロジェクターを見ながら、ファイルを整理するフォルダに名前を付ける方法の説明。インデックスプリントなどを切って貼り込み、イラストやコメントを書いた「思い出ノート」の製作を提案し、2時間の講座を終わりとした。
2009年5月に福井県生活学習館(ユー・アイふくい)の友愛塾での「プロが教えるデジカメ教室」がきっかけで、親子向けの企画がスタートしたが、フィールドでの撮影はなんとも楽しい。
何度も打ち合わせに横濱商館に足を運んでくださったり、庭園に野生する樹木の名前などを写真入りで紹介した「オリジナルウォーキングマップガイド」を事前に制作してくださったりと、図書館の担当者にはこの場のお借りしてお礼申し上げます。
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