夏休みに娘とふたりで3泊4日の東京旅行に行ってきた。
当初の予定では、25年ぶりのYellow Magic Orchestraを見るためのワールドハピネス2009(夢の島公園陸上競技場特設ステージ)を1泊2日のひとり旅だったが、娘が東京に連れて行ってというのでいろいろ構想が広がり3泊となった。
行く前に決まっている予定は、初日にNPO法人スワングループ主催の講演会にお招きする渡辺文学さんとのミーティング、野外コンサート、アップルストア銀座でのキッズ向けサマーキャンプだけで、その日の天候などを見ながら、自由にスケジュールを組んだ。
子ども連れで東京に行ったのは初めてだったので、いろいろ気がつくことがあった。
まず、家族連れが多いこと。夏休みに合わせて、ホテルの価格が上がったり、平日でも猿まわし興行(東京タワー)
を行ったりと大きなマーケットになっていること。エアコンの効いている室内とあまりに蒸し暑い外のギャップが東京的なこと。コンビニの店員さんの外国人の割合が増えていること。
旅行というのは、他の人が運転する乗り物に乗ると気分が盛り上がる。仕事では効率を考えて山手線と地下鉄を使うことが多いが、今回は、路線バス、水上バスも利用した。タクシー初乗りも710円と高く、何度も乗り換える電車賃も馬鹿にはならない。
なんとなく、2年半前のベトナム・ホーチミン旅行と似た感覚だった。
初日、2日目は晴天に恵まれたものの夕方に雷雨に見舞われた。3日目に野外コンサートがありどんよりとした空だったものの雨は降らずに助かった。4日目は、朝から横風(台風9号)を伴う激しい雨で帰りの新幹線を早めて横濱商館に戻った。何となく静岡辺りで足止めされるかもと悪い予感が走ったためだ。
帰った翌朝(8月11日)、静岡県を中心に震度6弱の地震があった。数日前に、木材・合板博物館(新木場タワー3,4階)で関東大震災の体験装置で慣れていたので冷静でいられた。旅行中も万一の災害に備え、飲み物とすぐには食べないお菓子(キャラメルやピーナッツ)を常に携帯しているほど臆病な性格だ。
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