福井市中心部からさくら通りを東に5分ほど走ると白い煙突とかまぼこ形のプールが見えてくる。
通称・東山プールと呼ばれる福井市東山健康運動公園プール(0776-54-9190)だ。私の記憶に間違いがなければ竹下登首相のふるさと創生事業(全国の市町村に1億円ずつばらまいたもの)として1991年に建てられ、黄色いプロシードマービーに乗って良く通ったものだった。隣には「コシヒカリ」を生んだ福井県農業試験場があるがあまり知られていない。
2008年の夏から子どもに水泳を覚えさせるために通うようになった。
開館当初と大きく違うのは、夏限定のウォータースライダーができたことだ。
長さ145mを50秒程度で滑り抜けるのはかなり面白い。もちろん、追加料金も掛からない。 事故がないように3名の監視員が無線機片手に待機しているので安心だ。場所柄、強力蜂撃退スプレーを持っている。
利用料は大人500円、子ども200円だが、プールで泳いでサウナ付きのお風呂に入れることを考えるとまったく安い。最近は利用しなくなったが、トレーニングジムや無料のエクセサイズ教室もある。さらに、回数券を購入すれば実質450円程度で楽しめる。メインが日本水泳連盟公認の50m屋内温水プールで、冬でも泳げるので回数券を思い切って買っておくのが良いだろう。
ごく希にアスレチックジムもスイミングプールも利用しない入館者にお会いすることがある。ゆず風呂やバラ風呂の日もあるから、毎日のようにサウナと風呂に入りに来るという。
おむつが取れた幼児用にカニさんやイルカさんのイラストが書いてある水深50〜60cmの屋内プールも用意されているので家族で楽しむにはもってこいだ。会社帰りのサラリーマンにも利用しやすいように21時までやっている。
ふくい健康の森プール(横濱たより第242号参照)は、流れるプールや通年型ウォータースライダーなどアミューズメント性が高く、日によっては入場制限されるほど混み合うが敷地内禁煙など先進性もある。
東山プールは、横濱商館からもほど近く、100円安いのでちょくちょく利用したいと思っている。
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