横濱たよりロゴ 第297号 2010.10.1
 数年ぶりに福井競輪場に足を運ぶ

8年ぶりに車券を買う 進む受動喫煙被害対策 S級S班市田佳寿浩ファンサービスも多様化
 早朝(2010.9.30)にマクドナルドで読んだスポーツ紙に福井競輪開設60周年記念G3不死鳥杯が開催されると出ていた。
 なんとなく気になって足を運び、9レース以降を観戦した。1990年代はよく通ったが、尊敬する鷲田善一選手(息子さんふたりともが現役選手)が引退した頃からすっかり足が遠のいていた。「リークルふれあいスタジアム」(横濱たより第85号参照)以降はほとんど行っていない。
変わっていなかった力強い筆文字 地元福井の市田佳寿浩選手は、現在、賞金獲得額4位と絶好調。最終レースも8番手まで下げたモノのしっかり1着でゴールした。
 10年ほど前に撮影させて貰ったこともあるが、世代的には師匠の野原哲也支部長の方が交流がある。
 多くの点で競輪場が変わっていて戸惑うことが多かった。投票方式も増え、すべてマークシート方式でないと車券が買えない。
 一番驚いたのは、「中央広場が禁煙です」と大きな掲示がされており、きちんと守られていたことだ。
 選手のユニフォームが9色になり、さらには、S級S班の選手のみ派手なユニフォームを着ている。
 第10レースで活躍した村上義弘選手(京都)は、知り合いの結婚式に招かれていたときに写真を撮ったことがあり、サプライズゲストに人気女性シンガーの川本真琴が現れ、大騒ぎになったのを懐かしく思い出した。
 周回するスピードも思っていたよりもずっと速く、長く競輪を見ていなかったことを実感した。
 ファンサービスも多様化していて、各レース後に勝利者インタビューを行い、記念品をスタンドに投げ入れたり、先着30名様をバンク内の特設観覧席で見せたりと、アイディアを絞っているようだった。それでも、電話投票がメインになっている現在、スタンドには一時の賑わいはない。
 文部科学省もいうように「大相撲」は国技ではないので、私的には競輪が日本の国技だと思っている。その理由は、
 1,日本発祥のスポーツ(空手などもある)
 2,オリンピック種目になっている
(他には柔道もある)
 3,プロ選手の人口が最も多い
13歳のハローワーク参照
 ロンドンオリンピックから女子の部も新設されるようで、2012年7月から50年ぶりに「女子プロ競輪選手」が復活しそうだ。女子で運動の応力がある人の受け皿としても非常に魅力的だと思う。
 変わってないなと感じたのは、予想屋「一本槍」のユニークな語り口と力強い筆文字。今回も2レース分の予想を購入(1レース100円)したが、どちらも当たっており、そのお陰で、帰りに巨峰(ぶどう)を買って帰った。
  (私は間近で見る競輪競技が好きなので、基本的に目の前で走っていないレースには賭けないし、一日2000円と上限を決めて楽しむことにしている。もちろん、競艇も競馬も賭けない。)
 

「横濱たより」は、1998年10月に創刊されたインターネットを利用したオンラインマガジン。名前の由来は、横濱商館ニュースでは堅いので柔らかい感じものにしました。「たより」とい

うのは、「便り」と「頼り」を掛けています。いつも頼りになる存在でありたいと願っています。見たり・聞いたり・感じたモノやコトを発信しています。Back number  No.001-100  No.101-200
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