第298号 2010.10.15 自家用車で横浜・東京旅行
「冥土の土産に東京スカイツリーを見せて欲しい」という母親の言葉から旅行計画は始まった。 父親も最後の東京旅行かもしれないと同行することとなり、6歳の保育園児から78歳のシニアまで6名が8人乗りのハイブリッドエスティマに乗り込み2泊3日の行程となった。 早朝5時に福井を出発し、東名高速を使って横浜中華街を目指したが豊田市付近で事故渋滞に巻き込まれ2時間のロス。 大学生時代(30年近く前)ランチに出かけた中華街はすっかり観光地化しており、占い館と天津甘栗屋が幅をきかせていた。グロテスクな食材を店頭につるしている店は姿を消していた。みなとみらい21の再開発、首都高速道路の充実とも相まって横浜らしさが減ったような感じがした。遅れて到着したのが幸いし、ミスチャイナや民族舞踊のパレードにも遭遇。 目黒区の恵比寿寮(駅から徒歩8分なのに格安)には迷いに迷って到着。カーナビのみに頼って、紙の地図を用意していなかったのがまずかった。一息ついてから三軒茶屋の友人宅を訪問。早朝3時から活動を開始したにもかかわらず、夜中にひとりで吉牛で食事とビール。ファーストフード系の店員はほどんどがアジア人。 2日目もいつも道り早起き。ホテルで朝食を取り、地下鉄で浅草へ。仲見世を通り抜け、笑顔の老舗「花やしき」で遊ぶ。ディズニーランドにはないいかがわしさが満載の遊園地。2009年8月にも行っているが、何度行っても楽しめる。合羽橋道具街はまつりで歩行者天国になっていた。 今回のツアーのメインとなったのは、浅草ビューホテル27階のフレンチレストラン「蒔絵」でのランチ。子ども達にはお子様ランチをお願いしたがなんど3000円。ワンプレートでもないし国旗も付いていない。スープからハンバーグステーキ(海老フライ+ホタテ)に豪華なデザート皿が付く。おすすめランチコース「マレ」は、税・サービス料別で3500円。 食べる前は高いなと感じたが、接客と料理、展望の良さを堪能し、全員が大満足。青空に白い雲が浮かぶ天候(最高気温27度)にも恵まれ、パノラマ写真も撮影できた。 いったん、ホテルに戻り、お土産を置いてから、11歳の娘とふたりでアップルストア銀座に繰り出した。ハワイ在住の写真家・船木三秀さんのイベント。スライドショーに盛んに拍手を送っていた娘にびっくり。深夜にひとりでハミングバードヒルというバーでヱビスビールを飲む。生ビールののどごしがスムーズであっという間に2杯を飲み干して帰った。 3日目は、無人運行のゆりかもめを体験させたくて、レインボーブリッジを車で渡り、有明駅に駐車。台場駅までゆりかもめで移動したが、運転手がいないことよりも鉄道線路がないことに驚いていた。 帰りは、首都高で東京スカイツリーの近くを抜けて、中央自動車道を通って福井に戻ってきた。 走行距離1200km、総費用15万5000円とリーズナブルな家族旅行は無事終わった。
「横濱たより」は、1998年10月に創刊されたインターネットを利用したオンラインマガジン。名前の由来は、横濱商館ニュースでは堅いので柔らかい感じものにしました。「たより」とい
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