2011年は日本海側は大雪で、山陰や東北で大きな被害が出た。福井も豪雪と呼べるほどの積雪で1月31日には、敦賀市職員がトラックドライバーなどに炊き出しも行われた。寒い冬だったので、桜の開花も遅れたが4月7日には開花宣言が出された(平年より2日遅く、2010年より5日遅い)。
桜と言えばピンク色だが、日本の80%を占めるソメイヨシノの花びらは白い(横濱たより024号)ことを書いたのはすでに11年も前のこと。桜餅は、カメオ桜や八重桜のピンクをイメージしたモノも多い。
1997年9月にオープンしたハーモニーホール福井の駐車場脇に桜の若木が植えられていて、10年前のものと較べるとその成長ぶりがよくわかる。10年前の写真に黄色いマービーが写っているのが懐かしい。
さくら通りは、都市熱の影響もあるのか開花が早く、散り始めるのも早い。15日には強い風にあおられて桜吹雪になっていた。(クリックして拡大画像を見るとよくわかる)
少し遅れて足羽川原、さらに遅れて足羽山の桜が見頃になり、2週間程度楽しめる。
散り始めると足羽川原の屋台も姿を消し静かになるが、新緑の季節も気持ちが良い。上の写真は2010年5月1日にピクニックに行ったときのものだが、桜の季節と違ってかなり暖かくなっているので過ごしやすい。
子どもの頃に登ったり秘密基地を作って遊んだ桜(すでに古木)を久しぶりに眺めてみた。
樹齢はわからないが、50年以上の貫禄を感じ、妙に勇気付けられた。
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