東日本大震災から半年が過ぎた2011年9月11日(日)には、全国各地でいろいろなイベントが行われた。
たわら屋(福井市文京2丁目)では、第2回避難者のつどいが開かれた。これは、被災地の復興や本県への避難者を支援することを目的に大学関係者や一般市民を中心に結成された「ひとりじゃないよプロジェクト・福井」が主催したもの。会の名前は、被災者はもちろん支援者もひとりではなく、繋がっているという想いが込められ、地元にいてもできる活動を進めている。
7月31日に第1回避難者のつどいを仁愛女子短期大学で開催しているが、震災直後からアオッサなどでミーティングを重ね、ゴールデンウィークには有志が「遠野まごころネット」とコンタクトを取り、自家用車で現地にも入っている。支援物資のデータベース化も済ませ、10月22日に第3回避難者のつどいを計画している。いろいろな個人や団体が参加しており、まずは、メーリングリストの仲間に入ることをお奨めする。http://www.freeml.com/not-alone0311fukui
NPO法人ふくい災害ボランティアネットが中心となって粘り強く活動を続けている「復興支援プロジェクト in 陸前高田」の活動にも注目している。岩手県陸前高田の復興リンゴを放射線検査をした分析表付きで配布する活動も行っている。
エコ農業に基盤を持つ「ふくい未来ビレッジ・ネットワーク」は、ボランティアバスを運行し、ウエブサイトもしっかりしている。
インターナショナルクラブも早い時期から掲示板を作ったり積極的に動いている。
ウェブでの積極的な情報発信はしていないが、夏休みに福島の子ども達を受け入れている団体や地区、福井の野菜を「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」に届ける活動をしてる木村日出夫さん(福井市北野下町に住む友人)もいる。
福井市民の関心が薄らいできた感はあるが、実際にはまだまだ支援の必要があり、災害の多いこの国では、いつ、自分自身が避難者になるかもしれない。
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