商業写真家としてキャリアを再出発したのは、全米モーターサイクルひとり旅から帰国した1988年のことでした。
1995年にマッキントッシュ&インターネットに出会い、どんどん業務の幅を広げ、最近は「ビジュアル・クリエーター」と称して、ムービー・写真・Webを融合した映像系の制作をしています。 ちょっぴり役に立つニュースレター「M's News」の営業案内にも書いていますが、4番目の仕事として、「Learning」があります。
最も多いのは、パソコン室でのデジカメ講座。10年ほど前は、必ず、フィルムを使うカメラの構造や写真フィルム自体を見せながら解説してきましたが、最近は無意味に思えてきたのでやめました。若い人だと、フィルム式のカメラどころかデジタルカメラも持っていなくて、携帯電話が写真カメラであり、ムービービデオカメラであったりします。
商業写真家として、クライアントと議論しながら写真撮影をしている訳ですが、シャッターを押す前後に2つずつの工程があることに気がつきました。<企画><技法><撮影><加工><発表>の5つの工程です。
詳しい話はここでは割愛しますが、最終的な形をイメージして、作画意図を企画し、知識と経験で身につけた技法に従って、撮影するのがプロの仕事の方法だと思っています。撮影してから考えるのでは遅いのです。美容業界や教育関係、図書館や商工会議所、NPO関係など多種多様な団体から依頼を受けますが、現場に即した内容を盛り込んだオリジナルテキストを作り、参加者とのコミュニケーションを重視した講座にしています。一度、招いてみませんか?
NPOスワングループのイベントや各種セミナーでの司会進行をすることはよくありましたが、業務として福井市環境展2011の総合司会を任されました。
ナレーション原稿を読むのは、何度も練習し、なかなか大変でしたが、環境問題に長く携わってきた経験をベースに、アドリブを効かせたやりとりが好評だったようです。
おしゃべりの仕事も結構楽しいと思えてきました。
|