ゴールデンウィークが鯖江つつじまつりだが、満開だと聞いて、平日(2012.5.10)にも関わらず夕暮れの花見に行ってきた。
近所のお店に注文しておいた唐揚げ弁当ととんかつ弁当を持って、西山公園に到着したのはすでに18時過ぎ。雨がぽつぽつ落ちてきたので、車の中でお弁当を食べ、防寒具を着込んで、公園内を散策した。
レッサーパンダの脱走で有名になった西山動物園は16時30分で閉まっていたが、小さな子ども連れのファミリー、若いカップル、しっかりとした三脚を持ったカメラおやじが歩いていた。4月29日の夕暮れにも立ち寄ったのだが、このときは、人もまばらで、噴水も節電なのか稼働していなかった。
5月13日までがつつじまつり期間ということで、噴水は稼働し、周囲の樹木までライトアップされていた。これほど、美しい公園を少人数で独占的に楽しませていただき、鯖江市に申し訳ないような気持ちになった。50年ちょっと前に、当時の鯖江市長が京都出張の折りに、ホテル中庭のつつじの美しさに感銘を受け、植樹を開始したという。
芝生広場から丘を登っていくと、手前に咲き誇るつつじ、その下にライトアップされた噴水、遠くに市内の明かりが見えてくる。適度な運動で体も温まりなんとも幸せな気分を味わえる。
動物園の隣のスペースには、結びの広場(結びのチャイム)も整備されていた。
桜のように一斉に咲いて、一斉に花びらが落ちるわけではないが、一部のつつじは枯れて、静かに花びらが落ち、新緑が芽吹いていた。
平日だと屋台もほとんど営業していないので、食べ物・飲み物を持参して、夕暮れの花見に行くと、リーズナブルに楽しめる。
|