仕事柄良く映画館に足を運ぶが、ここ数年、福井を舞台にしたご当地映画ブームなのかと感じている。2011年だけで3本の劇場映画を見た。
市民から1万円の出資金を集めて作られた映画「カタラズのまちで」は、台詞が一切無い実験的な映画で、全て福井市内でロケが行われた。
監督は、映画俳優の津田寛治さん。確か7年ほど前、「福井青春物語」の上映会にアップル社製のビデオ編集ソフトiMovieで作られた彼の作品を見たことがあり、しっかりした絵作りだと感じていた。いろいろな映画祭に出品した後に一般公開される予定らしい。<舞台挨拶2012.10.21の動画>
映画「旅の贈りもの 〜明日へ〜」は、全国に先駆けて10月13日に公開され、舞台挨拶では、前川清さん、酒井和歌子さん、山田優さんを間近で見ることができた。
新栄商店街の中で実際に撮影に使われたオープンセットが来年まで公開されていて、映画を見終えた人達が訪れている。等身大パネルも置いてあり撮影に関わった。
越前市にある丹南ケーブルテレビを舞台にした映画「HAPPY!メディアな人々。」は、どっしりしたカメラワークとほのぼのとしたテーマで楽しめた。
2011年9月3日に先行公開された映画「ヘソモリ」は、満員で舞台挨拶に入れなかった。2012年にも見に行ったので、映画の細かい部分までがわかるようになった。タイムトラベルをしながら人間の弱さや生き方を考えさせられる映画。
まだ、公開されていないが、大和田伸也監督作品・映画「恐竜を掘ろう」も編集が進んでいるようだ。
知り合いが役者やエキストラで出演していたり、知っている場所がロケ地になっているだけでなく、きらりと光る映画達だ。
|