こどもの日は、友達姉弟も誘って滋賀県彦根城に日帰り旅行(6人乗ハイエース)。昔、年賀状交換をしていたひこにゃんに会うことはもちろん、一番の目的は、籔内佐斗司作品「六童子」を探しにいくこと。
朝7時に福井を出発し、国道8号線沿いの道の駅「河野」や敦賀の霊水(帰り山観音延命大乗水)を観光し、9時半には彦根城に到着。
10時30分のフォトセッションに合わせて、彦根城天守広場に向かったが、余りの人気ぶりにビックリ!
並んでのツーショット写真どころか半径5m以内に近づくことも出来ない。天守閣に登るのは60分待ちだったので諦め、私と息子だけ博物館を見学。最初の展示が「井伊の赤備え甲冑」。ひこにゃんの原型がこれだったのだ。もちろん、井伊家と言えば大老井伊直弼。46歳で桜田門外の変でテロに遭うわけだが、その前には、安政の大獄で福井藩の橋本左内らを処刑するなど複雑な幕末の歴史がそこにある。
文化人だったか井伊家は立派な中庭、多くの茶道具・楽器・能面なども所有していた。人力車も彦根名物のこんにゃくも赤いのも、この甲冑から来ていたのだ。暢気なゆるきゃらだとおもっていたが、ひこにゃんを見る目が変わってきた。
夢京橋キャッスルロードと呼ばれる大正時代をイメージした観光エリアは居心地の良い場所だった。その中で、6体の童子像を探したり、ランチを取ったり、おやつを食べたりしているとあっという間に時間が流れた。
帰りも琵琶湖を眺めながら下道を利用したのだが、滋賀県は個性豊かな道の駅があちこちに整備されている。道の駅の隣に怪しげな「山羊と鶏の農場」を発見し、100円で買った餌をやりながら和み、夕日の写真を撮ったりしながら21時前には福井に戻ってきた。
3月にも大津市まで湖西周りで400kmほどドライブしてきたが、彦根市は往復250kmもないのでちょうど良い。
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