夏休み直前の3連休初日。足羽山にある福井市立自然史博物館の「世界の大むしむし展」を午前中に見てきた。今年で第76回を数える特別展だが、子どもの頃に通った古い建物も旧館として半分残っている。
生憎の悪天候だったので、白山テラスからの福井市街地もはっきりとは見えなかったが、館内はファミリー層で賑わっていた。
息子はクイズに全問正解し缶バッチを貰ったり、工作にもチャレンジして上機嫌。生きているヘラクレスオオカブトムシやゾウカブトムシの標本の写真も撮っていた。
11時過ぎから、生きたカブトムシが15名に貰えるジャンケン大会が始まり、会場には100名以上の子ども達が集まり熱気むんむんだったが、あえなく2回戦で敗退。半べそ状態になっていたが、世の中、思い通りに行かないことの方が多いのだ。
人口30万もいない福井市だが、多くの博物館や美術館に恵まれている。周辺の都市にも勝山恐竜博物館など多くの公共施設が点在している。
今日も特別に入場無料だったし、格安でいろいろな体験ができるのも地方の中核都市の利点だ。できるだけ多様な経験を幼少期にさせてあげたいものだ。
足羽山は、JR福井駅からも程なく、全体が公園として整備され、桜の花見がもっとも混む場所だが、紫陽花の綺麗さも特筆ものだ。枝垂れ桜も緑の葉が生い茂っていた。
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