25年ほど前に商業写真家として出発し、ビデオ業務を開始して10年以上が過ぎた。今でも、DVテープをメインに使っているが、最近は、SDカードやマイクロSDカードに記録するものが主流になってきた。
先月購入したソニー製ミュージックビデオレコーダーHDR-MV1は、2013年9月17日にネット通販のみで販売開始されたCanon製置き撮りムービーiVIS miniに負けず劣らず個性的だった。(横濱たより参照)
音楽のソニーだけに、むき出しの120°X-Yステレオ式マイクはガジェット好きにはたまらない。サイドに配置されたモニター画面は、確認性が悪く、撮影を開始するとバッテリー節約のために暗くなる。固定カメラとして撮るのが基本で、手ぶれ補正もズームレンズも無く音声と同じ120°の広角のみ。
iVIS miniもそうなのだが、無料専用アプリをインストールしてiPhoneなどからリモコン操作するのを前提としている。無線接続はどちらもWIFI。
圧倒的に小さいというのは利点だが、デジカメ用のバッテリーを流用しているために、長時間撮影では交換作業が必要になるというのが欠点だろうか。また、どちらも、広角レンズのため、指紋がつきやすいのと、小指の先ほどしかないマイクロSDの紛失にも注意が必要だ。
仕事柄、10台程度のビデオカメラ、一眼レフデジカメ、コンパクトデジカメ、iPhoneなどを使っているが、静止画を撮影できないのはこのカメラだけ。音声のみの記録にも対応していているのは、音楽のソニーらしく、時としては活躍しそうだ。
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