8年に一度の福井での合同災害訓練に、木田地区自主防災会連絡協議会役員として傷病者ボランティアとして参加してきた。
日本赤十字社では、日本を6つのブロックに分け、福井は中部地方の8県に含まれている。
傷病者ボランティアは、事前に50ほどの怪我の程度を渡され、リアリティを増す為に特殊メイクアップを施したりする。 待機所に救急隊(私の場合は、愛知県)が到着すると、現場で怪我の程度で4つの段階に分類する。歩ける程度の「緑」、死亡の「黒」、すぐに治療の必要が無い「黄」、急を要する「赤」の4段階だ。
初めて救急車に乗る体験をして搬送先の病院に着くと、歩けない症状の演技をするように言われていた私は、ストレッチャーに乗せられ病院内に入れられ、どのような処置をすべきかを迅速に判断し、レントゲン写真を撮り入院するところまでで、訓練は終了。
トリアージという言葉は、前々から知っていたが、その具体的な分類法=アルゴリズムを知ることができたのが、一番の収穫だった。
また、福井市月見・みのり地区にある「福井赤十字病院」「福井赤十字血液センター」「日本赤十字社福井県支部」が別組織であることも初めてわかった。
|