ギャラリー喫茶「サライ」で開かれた木版画家・野村たかあきさんの紙芝居ライブを見てきた。
会場には、木彫りの鬼や絵本も多く並べられているが、おどろおどろしい感じは無く、なんとも心温まる感じ。
早く到着した人のために、第5回講談社絵本新人賞&デビュー作となった「ばあちゃんのえんがわ」も特別に読み聞かせしてくださった。
紙芝居ライブの前に、30分ほど生い立ちや作品について話をされたが、その原点には、おばあちゃんが話してくれた「桃太郎に出てくる悪い鬼」というのがあるようだった。若い頃にいろいろなところを旅をした話など興味深かった。
桃太郎のお話は、いろいろな人が別の話として展開しているが,野村さんも「やんちゃももたろう」という絵本作品にしているし、紙芝居バージョンも作っており、今日も実演してくれた。やんちゃな息子でも子どもが宝というのがテーマ。
紙芝居は、「かみなりのこドンガラ」「やんちゃももたろう」「しにがみさん」の3本で30分弱。どれも通る声で演じ、引き込まれる。
毎月、作家紹介インタビュームービーをiPhoto+iMovieで制作しているが、こちらの意図をすっと理解しスムーズに撮影・編集することができた。
飛ぶ鬼をテーマにした新作で構成された2016年カレンダー(税込み1000円)にサインして頂いた。
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