横濱たよりロゴ 第513号 2016.04.05
 京都府の海 2016春

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 春休みに家族旅行に行こうといろいろ考え、図鑑に紹介されていた「日本一海に近い暮らし」の「伊根町の舟屋」を目的地に選び、拡大ファミリー6名で出かけた。
写真040 早朝6時に福井を出て、北陸自動車道・舞鶴若狭自動車道を使ったので9時には、日本三景 天橋立の始発モノレールに乗ってビューランド(大人往復850円)に登った。50年近く前は、海辺で潮干狩りをした記憶がうっすらあったが、展望台は奇麗に遊園地となっていた。
 穏やかな宮津湾を右手に見ながら小一時間走ると、小高い丘にある道の駅・舟屋の里に到着。ここは、観光地ではなるが、基本的に人口2500人の伊根町の人々の生活の場。遠慮がちに住宅街にも車を乗り入れたが、何とも言えない風情のある街並。1階の舟のガレージはコンクリートになっていてぷかぷか浮いている訳ではない事もわかった。狭い道路の山側が母屋でこちらが生活の拠点らしい。
 JRも私鉄も最寄り駅まで30分程離れており、25年程前にテレビドラマの舞台にもなったらしい。
 前日にネットで調べた「兵四楼」でランチ。海鮮丼1200円とへしこ寿司1500円を堪能。平日なので京都市内からぽつぽつ観光客が来るだけでのんびりできた。旅館も営んでいるようだった。
 帰りは、満開の桜を楽しみながら舞鶴赤れんがパークも観光。赤煉瓦倉庫は、観光地化されていて、ビデオで歴史を学んだりお土産物も買う事が出来た。「京都に海があることを知りませんでした」と書かれたTシャツや海軍カレーが人気。
 丸太舟の時代から海運都市として栄え、軍港としても名高い舞鶴市ではあるが、人口はピークの10万人からどんどん減って8万人近くになっているという。地方都市の現状を感じながら450km、13時間の旅を終えた。
 

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