
スペースおいちでそのミニチュア作品を見た事があった高間信夫氏が、坂井市丸岡町上安田18-47-3に常設ギャラリー付きのカフェ「茶蔵庵房」をオープンさせたのは、2015年9月11日。福井県内外の3名の作家さんを招き、4人の個性的な作品が一度見られる合同展示会「ワクワク手しごとみにちゅワールド展」(4/9〜4/18)を覗いてきた。
一口に、ミニュチュア作品と言っても、テーマや作風はかなり違いがあり、それぞれの作家さんの哲学を感じるものだった。
昔話をテーマにした作品群を作られている成瀬敬一氏も在廊されていて、鶴の恩返しも有るよと車から出してきてくださった。回転式の家は、人間が住んでいるスペースと鶴が機織りしているスペースを回してみる事が出来る作りだった。
ドールハウスを得意とする松家忍氏は、手前と奥ではスケールの違う作品も作られていて引き込まれる感じがユニーク。作業場でオムライス等のミニュチュア制作ワークショップも開催し、女子がこぞって作っていた。早崎大司郎氏はミニュチュア作品に加え、昭和時代の映画ポスターを多数展示され、普段とは違う雰囲気作りに一役買っていた。
器等もさくらをイメージしたこのお店は、カフェやランチに利用しても良い。
但し、国道8号線から東に入ったロケーションは見つけにくいのでしっかり地図を見てから出掛けて欲しい。
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