2016年の夏もいろいろなイベントに参加した。外国人と一緒に実施した「防災キャンプ」(1泊2日)は印象的だった。
小学6年の息子と参加したが、防災士&スタッフとして全体の進行に携わることとなった。
会場は、福井市南西部の山里の「殿下地区」。まずは、緊急時を想定した「着衣水泳」。電気が止まった時を想定した「竹飯」の調理器具作り、越前海岸では津波教育、宿舎ではクイズ形式の講座(福井県防災士会)と盛りだくさん。合間には、地震が起こったときを想定しての「シェイクアウト訓練」も複数回実施した。
勿論、夕食の楽しいBBQも行ったが、宗教上の理由から食べないものがある参加者への配慮も外国人が参加している良さだった。参加していたのは、日本、中国、マレーシア、カナダ、ロシアの方々。
2日目は、ラジオ体操に続いて、前日に作った調理器具と炭火で炊いた「竹飯」と非常用の缶詰。座学に加え、地元の消防局の全面協力を得て、ロープワークや、消火機訓練、放水体験に消防車での記念撮影も行った。
最後は、地元のスローフードレストラン「かじかの里」で食事しながらアンケートを記入し、大型バスで福井市役所に戻った。
主催は、ふくい市民市国際交流協会で、外国人も一緒に参加しての「防災」をキーワードとしたキャンプ。とても、実り多いものだったが、次回に向けての課題も見えてきた。更にブラッシュアップし、活動を広げて行きたい。
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