横濱たよりロゴ 第627号 2018.1.29
 28年振りに世界青年の船の仲間と福井で再会

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 1990年1月から70日間を掛けて、インド・エジプト・ギリシャ・オマーン王国を回る第2回世界青年の船(当時の総務庁主催で、個人負担は20万円。現在は、内閣府の事業として継続に乗った経験がある。事後活動も緩やかに続けているが、どうしても、参加者とは疎遠になっている。ヨーロッパ、アジアの青年(20〜30歳)250人、日本人青年100名の中に、最年少20歳のインド人の女子学生・ナミタさんもいたが、28年振りに福井で再会する機会を得た。
写真040 彼女は、医師となり盲学校で働いており、ブータンやベトナム、カンボジア、ドイツにも講演に出向いたりしているそう。日本に来るのは船以来で、今回は横浜市の盲学校の視察がメインの目的。一日だけ、石川県にある社会福祉施設を訪問したいというので前日の東海道新幹線で福井入り。インターナショナルクラブの山下善久氏に出迎えをお願いし、チェックインした福井セントラルホテルで再会し、翌日(2018.1.26)は、朝から車で白山市の佛子園に案内した。
 これまでの閉じた福祉施設をイメージしていたので、最初に見せられた英語版プロモーションビデオにビックリ。「Community」「Inclusive」「Individual」がキーワード。全国から視察が訪れているようで、最新のデータを使ったスライドを使った補足説明には即席の英訳でサポートした。熱心にメモを取り、質問を繰り出していた。
 木材を多用した明るい施設のレストランでブータン産の蕎麦を食べた後、アルパカ牧場も併設された複合福祉施設「シェア金沢」を見学。JR金沢駅まで送って別かれた。
 記録的な大雪で、北陸に来るのを諦めることも視野に入っていたが、無事、東海道新幹線、北陸本線、自動車移動、北陸新幹線を使ってインドに帰ることができた。昔と違い頻繁にfacebookで連絡を取り合えたのが良かったし、車の中で昔話にも花が咲いた。彼女は、最低気温が20度の熱帯地方から来たので非常に想い出な旅になったことでしょう。



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