47都道府県中34に「まん延防止等重点措置」が出される中、多くの寺社仏閣では、2年続けて節分豆まきは中止になった。
私も外出を控え家族とすっかり定着した恵方巻(北北西 2021は南南東)の夕食を楽しんだ。
2月4日は立春だが、霙(みぞれ)が降る寒い一日。平均気温的には、1月と2月はほぼ同じなので春はまだまだ先。
灯油の買い出しのついでに、例年、豆まきに参加した3つの神社を見て回った。
和田八幡宮(福井市和田3丁目)は、大きな赤鬼、青鬼のゲートは健在。裏門の黄鬼は出されて無い感じだった。白い布製マスクをしているのがコロナ禍を象徴している。また、豆まきや太鼓演奏の舞台ステージとなっていた建物は綺麗な近代建築の「齊館」に建て替えられていた。社務所前の「福の神」をみるとホッとする。節分には、300円の当たり札付きの福豆を販売したが早々に売り切れたらしい。
神明神社(福井市宝永4丁目)は、初詣とどんど焼きを終えてひっそり。
福井大仏観音(福井市花月1丁目 西山光照寺)は、2年ぶりに規模を縮小し、17時半から1度だけ豆まきを行い、19時半からは福豆を配布したそうだ。
京都の古い文献に登場する「鬼」は、どんな姿をしてどんな悪さをしたなどとの記述はまったくないらしい。ただ、姿は見ないが、どこからともなく忍び込み、市民生活に害悪を及ぼすもの=疫病を「鬼」と呼んでいたらしい。
節分 2018 2019 2020(高校受験のため不参加) 2021(コロナ禍) 2022
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