滋賀県草津市にある浄土宗・西方寺というお寺にも行ってみた。
びわ湖百八霊場第百番札所にも指定されているが、ストリートピアノ(通行人が自由に演奏しても良いピアノ)が3台もあるというので有名。
本堂は閉まっていて1台は観ることが出来なかったが、軒下のアップライトピアノ(ブラザー製)と駐車場内のプレハブ小屋に設置されたグランドピアノ(ヤマハ製)を楽しんだ。どちらのピアノもカッティングシートなどで装飾され、駐車場のグランドピアノは、アクセサリーが散りばめられ原型の色さえ分からない。
軒下のピアノは調律することを放棄した「ホンキートンクピアノ」の説明書も貼られている。スマホ撮影用の台があったり、音楽が自由であって欲しいというオーナー(お寺の副住職)の意志が感じられる。それでいてトイレには「しゅぎょうだぞ」「まて!!!てをあらえ」などの張り紙があり、仏教寺院であることも感じられる。お寺の正面にも、上の駐車場にも、木製のロードバイク用スタンドバーが設置されているのも日本のオランダ・滋賀県ならでは。
琵琶湖東岸から西岸を結ぶ1.4kmの琵琶湖大橋(1964年完成)を渡るのは初めてだったかも知れない。ETCカードなら120円、現金払いだと150円だが、もの凄い利便性がある。西岸で有名な湖上に鳥居が浮かぶ「白髭神社」は、もの凄く込んでいたので素通りし、道の駅「藤樹の里あどがわ」でお土産を買って福井に戻った。滋賀県は北陸とは言葉も文化が違うので、外国旅行に行ったような感覚を覚えて楽しい。
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