富山県の撮影に向かう途中に、ミュゼふくおかカメラ館(2000年開設、大人800円)が有ったので立ち寄ってみた。
4000台のカメラを収蔵していると聞いて、どんな感じか商業写真家としてワクワクした。
メインの展示は、風景写真祭2022「美しい風景写真100人展」という銀塩写真のプリント写真。それぞれ力強い四季折々の作品が並んでいて、カメラ館をぐるっと周回する形。
肝心のカメラは、2割程度の展示。旧式カメラはぶっといスタンドが付いているのが印象的。感光材の進化もあり、カメラはどんどん小型化された。次回は、動画用カメラの展示がある。
カメラ館は、カメラ資料の収集・展示と第一線で活躍する写真家の展覧会の2つの活動を支柱として、地域の文化振興に取組んでいるので、カメラオタクには物足りないかも知れない。カメラは絵画における絵筆やキャンパスのような道具ではあるが、その機能性に惚れ込み、写真を撮らない人もいる。
建物も非常にユニークだったが、建築家・安藤忠雄氏が設計した富山県唯一の建物らしい。旧福岡町は人口14000人程なので、福井市木田小学校区と同じ規模。小学校も中学校も1校らしい。
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