ゴールデンウィーク中に、福井市大宮2丁目の福井県立歴史博物館に行く機会があった。
数年ぶりに2階の「昭和のくらし」をじっくり見学した。時代は、令和の5年なので昭和は既に40年くらい前。
60年代の街並を再現したゾーンは、なんとも懐かしい。日本の高度成長期であらゆるものが凄いスピードで変化した時代だ。当時の乗用車も並んでいるがとにかく小さい。それでも、一般家庭に自家用車が普及したのが昭和年間だ。
小学校の机は全部木製だったし、小学校区内に何軒も駄菓子屋が存在していた。駄菓子メーカーはかろうじて岐阜県などに残って入るが、10円くじのある駄菓子屋はすでに絶滅している。
明道中学陸上部時代に練習していた幾久グラウンド側に回ると、中川平太夫福井県知事の銅像が立っている。1967年から5期20年も知事をしていたので、佐藤栄作総理、ニクソンアメリカ大統領以上に長く、正に、昭和時代の象徴だ。
県庁所在地の福井市には、福井県立こども歴史文化館、
福井市立歴史博物館、福井市立自然史博物館、セーレンプラネット(自然史博物館別館)など、格安で利用できる施設が多い。もっと、有効活用したいものだ。
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