2024年4月4日(木)に福井県越前市の今立地区で開かれた国際木版画展を観に行った。
今立芸術館を始め、卯立の工芸館2階などに木版画が展示されていた。
2013年から3年おきに開催される国際木版画会議も並行して行われ、越前市役所出張所のあいぱーく今立では、和紙の木版画体験会が行われ、和紙や道具も販売されていた。
外国人が100名以上参加され、オーストラリアから来た作家さんとは、何色刷ですかなど話も出来た。木版画の愛好家は世界中にいるようだ。
昨年まで福井銀行だった建物は、「越前和紙の里美術館」に改修され、1階にはグランドピアノもあるユニークな2階建ての美術館となっていた。前庭が和紙の原料となる「ミツマタ」を植えているのも印象的。黄色い花が咲いている期間は短く、花屋にも少しだけ並ぶらしい。
お昼前に知り合うと蕎麦屋「盛八」で待ち合わせたのだが、メニューが増えていたり時代の流れを感じた。鴨蕎麦を頂いた。
折角、今立まで来たのだからと越前市指定文化財「味真野のサクラ」も観に行った。樹齢100歳を超える素晴らしいサクラの木が1本立っているが観光地ではなく、公立小学校の校庭というのは驚き。
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