久しぶりに、友人とギャラリー喫茶「サライ」(福井市松本1丁目)に行ってきた。
林檎とドットをテーマにした福田裕理「密灯リ」。
福田作品は、2021年10月に「嶺南アート展」(美浜町生涯学習センターなびあす)で観て、大いなるインパクトを受け、別の会場でも観たことがあった。
サライのメイン展示壁を一杯に使った高さ2.1m、幅1.33mの画布2枚組の作品は「melting...?」で、絵具が流れるという物理的現象をもって、現実と理想の継ぎ目のような印象。近くで見ると、ドットの表現も面白い。照明の当たり具合で表情を変える。
大きな作品だけではなく、手のひらに載るサイズの作品もあり、サライのような空間で観るのは楽しい。
陶板に描いた「Lascaux」シリーズは、リンゴを囓ったような形状で、アップル社のロゴを思い出した。リンゴをテーマにしながら、いろいろな作風にもチャレンジしている。
この日は、750円の特製カレーと珈琲500円を頂いてから帰った。
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