施設紹介  トップページ

 

霞ヶ浦会館(選手宿舎) 

四日市競輪場に併設。写真はメインスタンド。取材:2000年5月。

 安藤広重作「東海道五十三次」宿場町・四日市では、旅人が笠を吹き飛ばされている場面が出てくるが、四日市は江戸の昔から風が強いことで有名であった。
 選手はこの「風」に悩まされながらも、先行選手は仕掛けどころ流しどころを、マーク選手はイン競りアウ ト競りの選択を作戦に組み入れレースに臨む。

 ゆったりとした選手宿舎は「快適」で、工費16億円余をかけて平成7年(1995年)2月に竣工した。
 浴室には全国でも珍しい蒸気サウナが設置してあり、疲れた心と体を癒してくれる。
 右下写真は、前検日の「開催式」が行われる会議室で、主に施行者(開催執務委員長)の挨拶に始まり、審判長の競技注意事項の説明、選手管理の注意事項および参加選手代表と開催指導員の紹介等が行われる。
 10分程度で開催式は終了し、その後、選手は都道府県別に割り当てられた各部屋でくつろぐことになる。

 

 写真左は、管理棟の選手控え室である。毎朝、宿舎からここに移動し大半の時間を過ごす。
 練習着やプロテクター、タオル等、たくさんの衣類が掛けてあり、 選手はここで身支度やレース出番までくつろぐのである。

 また、場内テレビも設置してあり、選手は他の選手の走り方を参考に作戦を練る。

 写真右は、管理棟内にある「給品部」(売店)。
 選手はドリンク類、日用品やタイヤ、ギヤ等の部品の購入をここでする。
 宿舎の売店等すべて伝票に付け最終日に支払いをする。
 先行選手は、支払いをせずに逃げ足を生かして帰ってしまうというのは全くのデマ(笑) 。

施設紹介の目次に戻る  

  電子メールは、zen1@yacht.ocn.ne.jpまで