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玉野競輪場

取材:2002年1月

 

 玉野競輪場のある岡山県玉野市は、1910年(明治43年)の宇高線開通と宇高連絡船の就航により、本州と四国を結ぶ海上交通の要衝として繁栄してきたが、1988年(昭和63年)の瀬戸大橋開通に伴う宇高連絡船の廃止によって交通体系が劇的に変化し、それまでの湾港機能の再編を余儀なくされた。

 しかし、近年、宇野港の港湾計画を基に、地区ごとに「人流ゾーン」「物流関連ゾーン」として再編整備し、また「海洋性観光レクリエーション」に対応したマリーナ等を整備するなど『豊かさが実感できる都市』の実現に向けて地域振興と発展に努めている。

 詳しくは、玉野市ホームページ
http://www.city.tamano.okayama.jp/
をご参照下さい。

 そんな玉野市の発展に寄与しているのが、今年(2002年)1月で開設51周年記念競輪を迎えた玉野競輪場である。

 過去「ふるさとダービー」を開催し、施設の拡充も行い1センター特観席には「初心者コーナー」や「レディースコーナー」を設けるなど充実したサービスがうかがえる。

 また、選手管理棟もバックストレッチ後方に隣接し「大変便利が良い」と選手間の評判もなかなか。朝起きてすぐにバンクの状態も確認できる。
 和歌山競輪場(施設紹介参照)も選手管理棟がバンクと隣接 しているが、朝練のバンクコンディションがすぐに確認できる ので準備がしやすい。

 選手食堂も好評で、海産物、麺類など、味も上々だ。

 

 さらに、宿舎から眺める瀬戸内海の風景は格別で、まさに日本一風光明媚な競輪場として疑う余地はない。

 小橋正義(新潟県に移籍)、本田晴美、三宅伸、小川巧、三宅勝彦など、数多くのスターを輩出している玉野競輪場は、今後とも中国地区の要塞として発展して行くことに間違いはないだろう。

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