2000.5.17現在
次回参加予定
5/24-26 宇都宮記念
6/17-19 富 山記念
6/24-26 函 館記念
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コジマ ケイジ
小嶋 敬二 選手
石川県 74期 30歳 A型 S級1班
2
0
0
0
年
成
績
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1/8-10
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立川記念
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93
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1/15-17
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大宮記念
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7欠
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2/2-4
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奈良記念
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92
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2/11-13
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静岡記念
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19欠
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2/24-27
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豊橋ふるさと
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9167
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3/7-9
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松山記念
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33
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3/23-25
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千葉ダービー
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323
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4/4-6
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観音寺記念
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11
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4/15-17
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四日市記念
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11
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4/22-24
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大垣国際競輪
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32
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5/6-8
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大垣記念
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391
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5/13
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弥彦DS
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1
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今や「日本一の先行選手」の異名をとる小嶋選手は、アマ時代から国際大会に数多く出場し、当時から石川に小嶋ありと騒がれていた。その主な経歴を紹介すると、1992年バルセロナオリンピックにスプリントと1000m(10位)に出場したのをはじめ、'90年'95年'96年'97年世界選手権の代表となるなど、国際舞台でも輝かしいを戦歴を残している。
競輪選手として74期生でデビューしてからは、とんとん拍子に昇級し、現在S級1班で活躍していることは今更説明するまでもない。
冬場は競輪学校(伊豆・修善寺)近郊に移り住み、トレーニングに励む小嶋選手であるが、2000年幕開け当初は不調が続いた。そして、ようやく小嶋選手本来の先行が戻ったのは、千葉ダービー前の松山記念あたりからであろうか。
特別競輪に合わせて調子を上げていく一流選手の調整の仕方にあって、小嶋選手もその例外ではないが、千葉ダービーでの豪快な先行捲りの破壊力は、正に「日本一の先行選手」の名にふさわしい内容だった。同大会決勝戦では、福井期待の市田選手の先行を3番手から鮮やかに捲り、あわや逃げ切りのシーン。その記憶は、まだ新しい。
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また、毎年世界の強豪が揃う国際競輪(大垣4/22~24に出場)では、日本人としてただ一人優勝するなど、正に破竹の勢い、74cmの太股がひとたび唸りを発したとき、誰もそれを制止することができないのだ。
その小嶋選手、シドニーオリンピック出場を賭けて「第47回全日本プロ選手権自転車競技大会」(通称全プロ)に1000mで出場した。アトランタの十文字選手や稲村選手、伏見選手などのシドニー強化選手がひしめく中、8番目にスタートした小嶋選手は後半の伸びに欠け、1分07秒471の記録で、参加18人中8位に終わった。
小嶋選手の持ちタイムからしてみれば平凡な記録となったが、しかし、この種目に専念してトレーニングをしている訳ではないからこの結果を持って評価とみなすのは、いささか早計というもの。
小嶋選手にとって「日本一の先行選手」から「日本一の小嶋」そして「世界の小嶋」としての飽くなき挑戦は、今始まったばかり。そして、その「進化」はこれからまだまだ、続きそうである。
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