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足羽河原の桜並木

 今年(2001年)の冬は17年ぶりの豪雪で、春の訪れが待ち遠しかった福井だったが、4月3日頃から気温も上昇、桜前線の北上と共に市内の桜も一気に開花した。

 とりわけ4月7〜8日の週末は、10年に一度あるかないかの絶好の花見日和となり、摂氏20℃を超える気温に福井各地の桜の名所では、花見客が殺到した。ここ福井市内を東西に流れる足羽(あすわ)河原の桜並木も、ブルーの青空の中にピンク色に染まった桜の木々が映え沢山の行楽客で賑わっていた。

 福井市役所観光課によると、この足羽川沿いの桜の本数は630本ということで、戦後植樹され50年が経過しているということだ。河川法とかの兼ね合いで、植え替えることができず、今の桜をどこまで保存できるかに市民の注目も集まっている。

 4月8日()には、今年で16回目を数える「福井春祭り」がここ足羽河原河川敷の一角で開催され、各種イベントに多くの家族連れやグループなどの行楽客で賑わった。

 ぽかぽか陽気に誘われて薄着で散歩する若い女性など、老若男女入り乱れての「春爛漫」風景が、心を和(なご)ましてくれる。

 行楽客には、外国人の姿も数多く見られ、「花見見物」という文化を持つ日本の「桜」は、まさに国際的広まりをみせている。

 

 2001年4月15日()には、越前時代行列も開催され、毎年多彩なゲストで柴田勝家公に扮する俳優が登場し、馬上に跨る勇ましい姿も見逃せない。 

 この桜並木の通り抜けをよりいっそう華やかに演出してくれるのが「ボンボリ」(提灯)である。
 このボンボリ、各社の宣伝が入っており、夕方陽が傾いた頃から点灯され、ほのかな灯りが堤防沿いの細い道筋を照らし、恋人同士の春の夜をムード豊かに醸し出してくれる。さらに下からのライトアップも加わり、よりいっそう美しくなる。
 その中に「福井競輪」のボンボリも数多く混じっていた。
「高配当で人気高頂の福井けいりん
スリル満点の福井競輪と書いてある。

 福井市内をゆっくりと東から西に流れる足羽川だが、この河原沿いに西に歩き、桜並木が途切れるあたりに福井競輪場がお目見えする。福井市の名所の一つ足羽河原の桜並木を通り抜け、福井競輪場に足を運ぶルートはいかがでしょうか。きっと大当たりすること、間違いないでしょう。


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