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耳の大きなグレムリン


左(グレムリン)真ん中(シーサー1)右(イタキチ)

我が家には猫がいる

 吾輩は猫である。いや、我が家には猫がいる。それも6匹だ。名前は、住居開始順からイタキチ、シーサー1(ワン)、シーサー2(ツー)、モモ、グレムリン、ニャン太である。名前の由来を説明すると日が暮れるので、省略する。
 モモ以外は私が名付け親だ。育てているのはウチのカミさんである。もっぱら私と息子達は、頭をなでる程度で、面倒はあまりみてやらない。(暇がない)
 ウチのカミさんの猫好きには負ける。何しろ家中猫の置物で埋め尽くされている。東に猫の置物があると聞けば、買いに行き、西にかわいい猫が住んでいると聞けば会いに行き、南に変わった猫がいると聞けば覗きに行く、とまぁこんな具合だ。
 だからウチでは、猫が一番先にご飯があたる。餌代も馬鹿にならない。このところ鷲田善一が競輪で頑張っているというのも、この猫の餌代を稼ぐためである。でもこれ以上猫が増えると私の居場所がなくなる恐れがあるため、カミさんには「あのー、すみません、これ以上猫を飼わないで下さい」と、頼み込んでいる日々である。
 でも、競輪の成績などが振るわないときはなどは、猫たちが私の愚痴を聞いてくれ、結構、ストレス解消に貢献してくれている。

 ところで、私もカミさんも猫は好きだが、「血統書付き」のブランドはあまり好まない。人間も動物も雑種に限る。庶民的なものを好む。
 人身売買じゃあるまいし、動物を金で買うのはどうも性に合わない。別にお金が惜しいからではない。生き物を金で買う心がイヤなだけである。変なこだわりかもしれない。自分が賭の対象となっている反感があるのかもしれない。
 動物に罪はない。買う人間の心が問題であり、動物はその主人を選ばない。動物は、言葉では何も語らないが、心の中できっとこう叫んでいるに違いない。
 「人間さんよ、
    素直に生きなさいね」

黒いのが(シーサー2)縞の模様が(モモ)
ニャン太

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