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ファンとのメール交換 第2弾-2000年7月6日

インターネットの良いところは、双方向通信である点でしょう。その一部を紹介させていただきます。

拝啓

 梅雨のうっとしい天気が続いています。

 初めて和歌山〜発信、今の時期体の管理が大変だとおもいます。

 私は57歳の競輪ファンです、長い間 S1で頑張っておられたのにA1に降級になったのがファンとして断念です。しかしA1で現代がんばっておられるに敬服しています。

 そこでお聞きしたいのですが?今の時期の体の管理の方法、食事、教えていただけたら?よろしくおねがいします。

  追伸   パソコン初心者です、頑張ってSに戻ってください体に気をつけてください.。さようなら・・・

和歌山のY.S

 メール頂きありがとうございました。
 メール頂いた金曜日から富山競輪に参加してました。今日最終日が終了して帰郷しました。結果は11着でした。追加斡旋でしたから優勝戦に乗っただけでも良かったです。
 S.Y様は、長年の競輪ファンということで、競輪に携わる者の一人として心より御礼申し上げます。
 近年の競輪事情を考えますと、競輪は長年のファンでもっている、と言っても過言ではありません。
 長年のファンを大切にしつつ、しかし、競輪の存続を考えますと若い世代のファンの開拓も急務で、21世紀に向かってこれから競輪がどうして歩んで行くべきか大変重要な変革の時期にきております。
 微力ながら現役選手として、少しでも競輪のPRになればと、かねてより計画しておりました、HPを開設(2000年4月)した次第であります。

 わたしの場合、季節の変化によって特に健康管理に気を付けることはありませんが、一年を通して、若いときから、一日の終わりには必ず家風呂ではなく、銭湯か今流行の健康ランドに行ってサウナで思いっきり汗をかいています。先ほども、銭湯のサウナで一汗かいてきました。兎に角、汗をかき水分を摂り、体の浄化、つまり新陳代謝をはかることです。
 不健康な人は仕事仕事で健康的な汗をかいておらず、ストレス解消とばかり酒を飲み過ぎタバコを吸い、毒素が体に蓄積していきます。その結果、細胞が古いままで老化が早まり、病気になります。
 それと体の柔軟性を保つことです。わたしはストレッチ運動を毎日欠かしません。私は整体師の免許も取得しており、先日も競艇の選手を施術しました。職業がら腰が痛くなったり、肩が凝ったり、首が凝ったりと、故障も出てきますが、自分で有る程度治します。そもそも体の痛みは警告ですから、そのまま我慢できるからといって放っておくと慢性化し、硬直した筋肉は血の巡りも悪くなり、老化を早めます。
 私がこうして45歳でも活躍できるのは、決して漫然と日々を費やしてきたのではなく、健康的な汗をかき、十分な水分と共に好き嫌いなく、何でも食べ、そして、柔軟性ある体を維持してきたからだと思います。
 もう一つ付け加えるなら、お金を稼いでくれる体だからこそ、その体に稼いだ金を返してやること、つまり、健康に金を使え、ということです。何億という財産を残したところで、その金を使えない体では人生何のために働いてきたのか分かりません。

 私も今年(2000年)になってパソコンを始めました。私は何事にも凝り性な性格でして、やり始めたら徹底的にする性格ですから、今は、パソコン中心の毎日になっています。
 挑戦する気持ちに年齢は関係ないと思っております。
 S級復活目指して頑張っておりますし、絶対可能であると、自分を信じて疑っておりません。いつの時代にも努力なくして成功はないと思っておりますし、自分が勝ち取った成功でなくては意味がないと思います。人生の大先輩に、かような意見は釈迦に説法かと存じますが、これからもお元気でお体大切にご自愛くださいませ。
 では、この辺で。失礼いたします

鷲田善一

 メールの返信有難うございます。

 お忙しい中、一個人に返信を書くのも大変だとおもいます。ファンとして感謝している次第です。

 さて、競輪のファン離れが深刻になっているのは?私個人として、何年か前に、競争のルールが改正になり選手に対するペナルティが厳しくなりました。
 選手自身が大胆な競争が出来なくなり(セリとか、バンクの上へ押し上げる)競輪の醍醐味である、エキサイテイングなプロの競技が出来なくなったのに少しは原因があるとおもいます。選手のインタビユ−を聞いていると事故点が多く思い切った競争が出来ないと言っていましたの聞きました。私もルールの改正後しばらく競輪に行かなかったのを記憶に残っています。
 あれ以来いつも競輪の新聞に載っている入場者、売上げ、毎年減少しています。当和歌山競輪でも優勝戦では【日曜省く】3億円近く売り上げていたのを今でも覚えています。それがこの7月2日に優勝戦【日曜日】行われた売上げは1億5千万しかございませんでした、客離れのひどさが痛感したしだいです。鷲田選手も心配しているのが私によくわかります。新しい車番連勝車券が導入されましたがあまり効果がないのではないかとおもいます。早急に具体的な対応を考えなければ選手自身の生活にも影響してくるのではないでしょうか?他にもいろいろ原因があると思いますが、鷲田選手のように選手自身も考えねばならない時が来たようです。
 愚痴を言うのもこのぐらいにして、失礼します。和歌山に来たときには応援にいきます、暑い日が続きますがくれぐれもお体を大切に頑張ってください。

和歌山のY.S

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