東京・南青山291(福井県ビジネス支援センター)
横濱たより111号
 
2002.12.20発行

表参道駅から徒歩3分

 南青山291(http://www.ma291.jp 03-5778-0291 火曜日定休)という施設が東京にある。 元々は青山会館と呼ばれる宿泊施設だったところを、再開発事業として「グラッセリア青山」(民間商業施設)に生まれ変わり、福井県内の中小企業の首都圏でのビジネス支援・福井県の情報発信やイメージアップ、U・Iターン就職の促進による人材確保のために設置されたビジネス支援施設だ。
 地下鉄表参道駅から3分という交通の便が良いところだが、1本大通りから入った静かなたたずまいを見せている。 両側のファッションテナントビルの奥にガラス張りの南青山291は建っている。

 1階部分は地場産コーナー(めがね、繊維、漆器、和紙、焼き物、打ち刃物、和ろうそく等)や地酒コーナー(日本酒、そば、昆布等)があり、展示即売されている。2階部分は多目的ホールとビジネスサポートセンターになっている。多目的ホールでは福井県内の企業やグループが盛んに展示会や商談会、企業説明会、各種イベントや講座を行っている。 2002年12月はファッション関係、パソコン関係の5回の展示会に加え、「福井手打ちそば入門講座」という企画が4回も開催されていた。

101展(100の伝統と未来の1)

 12月6日から8日まで開かれた「101展 100の伝統と未来の1」を覗いてきた。越前伝統工芸として織物(Textiles)、漆器(Lacquer-Ware)、和紙(Japanese Paper)、眼鏡(Optical-Frames)の各分野から100点以上の作品が展示されていた。
 主催は衣目グループ+越前伝統開発研究会で、1500年の歴史に培われ日本を代表する伝統工芸技術を元に異業種間でも切磋琢磨している。つくり手とつかい手のコミュニケーションを密にしながら商品開発を行い、意欲的な商品や試作品を作り出している。
 衣目織物はインクジェットプリンタで印刷可能なコロクロスをベースにオリジナリティ溢れる小物やカバン制作に力を入れ、 眼鏡メーカーは、特殊加工技術を活かしフレーム以外のオブジェクト制作も進めており従来にない発想が広がっている。
 おのずと来客者との会話も弾み、一点一点手にとって感触を確かめていた。

関連サイト or Fax
衣目織物
http://www.korome.co.jp
越前伝統開発研究会
http://www.ttn.ne.jp/~washiya/opendoor/
杉原商店
http://www.washiya.com/

松田蒔絵工房(有)
http://www.makieshi.com

(株)長田製紙所 FAX(0778)42-0050
(有) カツキ眼鏡 FAX(0778)53-0135

 

 

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 写真家でありITマルティメディアプロデューサーであるマイク・ヨコハマが見たり・聞いたり・感じたモノやコトを発信しているモノです。ご意見・ご要望は、控えめにメール下さい。