たばこ問題情報センター
横濱たより139号
 
2003.12.31 発行

〒102-0072 千代田区飯田橋2-1-4 九段セントラルビル203に移転

 毎月送られてくる「禁煙ジャーナル」の発行所・たばこ問題情報センターを尋ねてきた。10年ほど前にもお邪魔したことがあったが6年前に近くに引っ越していたのでたどり着くのに苦労してしまった。
 壁一面にタバコ関連のポスターが貼られ、書籍やビデオテープなどの資料が溢れている雰囲気は昔のままだった。このセンターは故平山雄博士を代表に1985年11月に設立され、1989年4月から月刊タバコ問題専門紙を発行し続けている。
 編集長の渡辺文学氏はいつも暖かく迎えてくれる。「嫌煙権」という言葉を使い始めたのは1978年からだというから筋金入りの反タバコ・分煙活動家だ。いつもユーモアたっぷりに分かり易く話をしてくださる方だ。
 今回は「タバコ環境NPOネット」設立の経緯を説明し、現在の反タバコ団体の状況などを伺った。大阪の「子供に無煙環境を!」http://www3.ocn.ne.jp/~muen/が多分、最初のNPO団体で他にはまだ法人化したところはないだろうとのことでした。
 早速、デジタルビデオカメラで応援メッセージを収録させていただきました。

渡辺文学氏の応援メッセージMPEG 約1.0MB


最新刊は「よみがえれ球音」
 渡辺文学氏は、月刊情報紙以外にも多くの著作がある。 「たばこ病」読本やタバコの外とたたかってなど反タバコの著作が主だが、最新刊は「よみがえれ球音」という野球をテーマにしたもの。
 中学・高校・早稲田大学・日産自動車と長きに渡った野球人生がちょんなことから20年ぶりにグランドに立つことになったいきさつなど面白いないようの本だ。勿論、スタンドの正常化(禁煙化)についても書かれている。

著作紹介メッセージMPEG 約1.3MB

 センターのある千代田区といえば、罰則規定のある生活環境条例(路上喫煙・ポイ捨て)を全国に先駆けて実施した自治体。右図のような「マナーからルールへ」「厳しいのは条例ではなく、モラルをなくした現実です」と書かれたポスターを街頭で見かけた。言い得て妙だと感心しました。
 全国に広めるためにも地道に分煙活動を続けていきます。

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「横濱たより」とは?
 横濱商館建設途中の1998年10月に創刊されたインターネットを利用したオンラインマガジンです。4年間で100号を発行し、1000号を目指しています。
 写真家でありITマルティメディアプロデューサーであるマイク・ヨコハマが見たり・聞いたり・感じたモノやコトを発信しているモノです。ご意見・ご要望は、控えめにメール下さい。