池田町は新規ボランティアの受付を停止中
7月29日の早朝、横濱商館のある福井市下馬から一乗谷、鯖江市河和田地区を左手に見ながら、今立町水害ボランティアセンター、池田町役場周辺、下池田町地区、美山町西河原地区、美山町水害ボランティアセンターは回り、158号線で福井市内に戻ってきました。ざっと、2時間で65kmを自動車で走りました。
今立町水害ボランティアセンターにはJR武生駅からシャトルバスが出ています。救援物資も豊富に揃っていました。
今立町ふれあいプラザ MPEG画像
災害指定を受けながら唯一、水害ボランティアセンターが設置されず、公式ホームページもほとんど更新が無く心配された池田町は、落ち着きを見せているようです。犬を散歩させている住民も見かけました。ホームページ上では、28日(水)の時点で受け入れ停止を発表していましたが、活動拠点のある文化交流会館には27日(火)に停止したことが張り出されておりました。
池田町中心部 MPEG画像
被害の大きかった下池田地区と美山町の堺で地元住民の生の声を伺うことが出来ました。どちらの地区も村役場からの情報は防災無線を通じて入ってきていたとのことです。道路状況の案内が多いそうで、ボランティア受け入れ停止については良く知らない様子でした。
池田町の住民の声 MPEG画像 美山町西河原地区の声 MPEG画像
若者で溢れる美山町水害ボランティアセンター
池田町から美山町に入ったすぐの場所が、テレビでも全国放送された西河原地区です。
美山町の公式ホームページよりも早く、情報発信された清水正一さんとは昨夜電話で近況を伺うことが出来ました。被災直後は有線電話が不通のため、携帯電話でデータをアップロードしましたが、その後は現場対応に追われ、全国から寄せられた500通以上のメールにも目を通せない状況です。元気通信というミニコミ紙も発行していました。
美山町西河原地区 MPEG画像
道が悪い美山町 MPEG画像
ここの住民センターは被災者が今でも寝泊まりしている「生活の場」ですので、不用意に建物に入らないで下さい。トイレもお寺側に設置された仮設トイレをお使い下さい。この地区へは団体でのボランティアは避けたほうが良いようです。
美山町水害ボランティアセンターは、長期にわたるボランティアスタッフ(毎日センターに詰めてボランティアのお世話をする仕事)を募集していましたが、その人員は既に集まったようです。1週間前(参考ページ)に訪れたときとは違い、多くのテントが建てられ、若い人が溢れる活気ある大きなセンターに変わっていました。毎朝、8時頃からスタッフミーティングも開かれるそうです。
美山町水害ボランティアセンター MPEG画像
ボランティア中に、くわえタバコの方を時折見かけます。公共の場所です、マナーをお守り下さい。
タバコ使用者には、これを機に卒煙ボランティア(復旧作業中にたばこを卒業し、たばこ代を義援金に回す運動)を提案しています。
スワングループ(タバコ環境NPOネット)
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