   
５０歳になる前にがんで亡くなった福井自由舞台の元代表・吉野由希子さんの追悼イベントが2013年11月23、24日にハートピア春江で行われ、23日のジェームス・凡人作「Holy Polly Night 〜ガチャポン王国の大冒険〜」だけ観てきた。
 1987年に福井市中心部の自由舞台アトリエで毎週日曜日の夜に公演を行う「ワンコインシアター」の取材で吉野さんと再会し（私は記憶に無いが、保育園で同級）、何度もお芝居を見せていただいた。ここ10年ほどは、年賀状用のユニークな写真撮影も横濱商館ピクセルスタジオで行ってきた。その辺の写真もパネル展示されていた。
３年前に初代代表だった坪川健一さんを偲ぶ会を行ったときには、中心メンバーだった吉野さんの偲ぶ会が開かれるとは思ってもいなかった。彼女が2004年のクリスマス公演用に書いたシナリオを若い人たちが、演じていたが、確実に時代が変わっていっていることを印象つけた。
24日は、参加できなかったが、古いビデオテープを提供していたので何らかの形で利用されたものだと思う。
私は、お通夜やお葬式には基本的に参加しないが、偲ぶ会にはちょくちょく顔を出している。
福井県にゆかりのある明治時代に活躍した生誕150年没後100年の岡倉天心の生涯をテーマにした映画「天心」をメトロ劇場で観る機会があった。
福井市中央公園に銅像があるくらいだから、偉大な人物には違いないのだろうが、映画では、かなり破天荒な悪人として描かれていた。
それにしても、５０歳を過ぎるといろいろなことを考えさせられる。
|
第382号 2013.11.25
