2013年12月15日(日)に福井市順化のメトロ劇場で行われた舞台挨拶&映画「京都、夏」を見てきた。
5年前にも同様なイベント(「十二月の空」も「夏の宴」)に参加した。(255号参照)
今回も役者・堀内茂昭さんが舞台挨拶もされていた。小間物屋の主人役で良い演技をしていた。
福井県旧丸岡町出身の自主映画制作監督の戸田博監督(スケルトンフィルム)に、10年以上映画に出演していなかった俳優・林与一さんからオファーが有り、作り上げた映画らしい。12月14日には、舞台挨拶に福井に訪れ、満席になったという。
映画は、ゆっくりしたテンポで進むいつものタッチで、ヨーロッパの映像も盛り込まれていた。
今回も英語の字幕スーパーも付けられ、世界市場を見据えていたが、文字の大きさは小さくなっていたようだ。
ときどきパンを買う福井市ベル近くのわくわくパン工房「ポレポレ」も登場し、思わずほほが緩んだ。理恵子ママもパン屋さん役で笑顔で特別出演。パンを食べるシーンや、巻き寿司、油揚げ玉子丼、カレー、料亭と食べ物シーンも印象的。
舞台挨拶でも話題になっていたが、助演の山田昭二氏の演技は、主役の林与一氏を食うほどでこれまでの多くの作品の中でも1番光っていた。
帰り際に、戸田監督に足音は別撮りかと思って質問したが、すべて生音だとのこと。音声の編集も映画の見所のひとつだ。
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