ここ数年、各方面で話題になっている3Dプリンタ。まだまだ、実用品という感じではないが、何かが変わる予感のようなものが渦巻いている。
東京渋谷に、3Dプリンタやレーザーカッターなどが置いてある「Fab Cafe」というのがあるというので行って来た。
渋谷からあまりに急な道玄坂を10分ほどのところにあったが、木目とコンクリート打ちっぱなしの明るい店内は、私のイメージと違っていた。
工作好きの個人オーナーがやっている店ではなく、5〜6名のスタッフが働いていた。日本だけでなく、台湾やスペインにも系列店がある。
基本的に喫茶店でお茶や軽食を楽しめる場所だが、Macを使っている人の割合が高い。勿論、公衆無線ランも飛んでいる。
ちょうど、レーザーカッターで手書きのイラストからつくったプラスティックボードでケーキにココアパウダーを振るワークショップをやっていたが、とてもオープンな感じ。スタッフにも話を聞いてみたが、とても親切に対応してくれた。
3Dプリンタ用のハンディスキャナーは1500円/30分などで、まずは、体験してみたい人にもってこいだ。
軽食待ちのナンバーボードも自家製のようで何とも雰囲気が良い。
工作機械と油の匂いが漂う工場的なものではなく、若者と渋谷に似合うお洒落なカフェだった。
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