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 会場は、永平寺町の山頂にひっそりと建つ四季の森文化館という歴史と文化を紹介する資料館。160畳の大広間は、「絵天井の間」とも呼ばれる素晴らしい場所。観戦者は控えの畳スペースから試合を見る事ができる。
高校生４チーム、大学生２チーム、
企業チーム６チームの12チームが参加。第１回目となる今回は、福井県内を対象としたが、滋賀県庁チームも特別参加。
A、B、Cブロックに抽選で４チームが入り予選リーグを闘った。決勝トーナメントには、１位通過チーム（A：滋賀県庁、B：AOIグループ、C：福井銀行）に加え、チームの勝点、勝数、主将の勝数の差でAブロック２位の若狭高校チームが進出。
新聞報道によると、現役選手の他、子ども時代に親しんだ人も参加したという。このあたりも、「競技かるたを通じ、日本の伝統文化の継承、地域振興を図ることを目的」にしていることにも合致している。
結果的には、川﨑名人を主将とする福井銀行が若狭高校を2-1で下して優勝したが、予選リーグ３試合目で、福井県高校生王者の武生高校と１枚差（運命戦）で「あいみての」が自陣で出た事でかろうじて勝ち上がったのです。見ていてハラハラしました。
個人戦には無いスリリングな団体戦大会の今後に期待したい。
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第536号 2016.08.29