11月4日(金)早朝6時からの経営者モーニングセミナー(主催:福井市中央倫理法人会)にて「企業防災」についての講話。これまで、何ともゲストとして受講したことはあったが、スピーカーとなるのは初めてで、5時半からの法人会役員会・リハーサルにも参加させていただいた。
これまでも防災の話をさせていただいた経験はあるが、対象者が「法人の経営者」ということで、「住民目線の防災活動」とは別の視点の「事業継続計画(BCP)をベースとした事業系防災活動」に力点を置いたレジュメを作成。
物事をいくつかに分類して考えることを提案し、4つの働き方や防災の4つの軸などを受講者に挙手して貰いながら話を進めた。あえてプロジェクターは使わず、キーワードをA3用紙に印刷したモノを提示しながらの紙芝居形式の講話。この方が聞いている方が集中しやすいようだ。
第1のテーマである事前準備と、第2のテーマである避難所運営とは別の視点の「企業防災」は初めて耳にする経営者が多く、「備えあれば憂い無し」の間違いなども解説させていただいた。また、裁判傍聴を通して感じた「正常性バイアス」にも言及。
7時からの朝食会にも参加し、経営者の方々と意見交換を行ったが、
1,情報漏洩のリスク 2,風土病的感染症のリスク 3,雪害対策としての印刷所多重化によるリスク管理など多くのことを学ばせて頂いた。
新たな社会貢献活動として有償の「企業防災のコンサルタント(訪問、アンケート、レポート提出)」なども具体的に進めていきたいと思った。
<43分編集の動画>
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