横濱たよりロゴ 第1012号 2021.01.04
 箱根駅伝の楽しみ方

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 お正月の2日と3日は、箱根駅伝を観るのが楽しみだ。1920年に始まり今年で97回(戦時中は中断)を迎える東京箱根間往復大学駅伝競走は、関東学生陸上競技連盟が主催し、読売新聞社が共催する地方大会だが注目度は、日本中から参加する出雲全日本大学選抜駅伝競走 (10月のスポーツの日に開催)よりもはるかに高い。
写真040 20校に関東学生連合チームを加えた210名の選手と控え選手を加えると、毎年約300名が男子が出場する。福井県民78万人は、日本人の1/150なので2名程度出場しても良い割合だが、例年3名ほどはエントリーしているような気がする。今年は、国士舘大学5区の山本雷我選手(敦賀気比高校)が14位でゴール!
 テレビ放送を盛り上げようとしているわけではないが、10位までのシード権争い、10分以上遅れた大学の2日目の繰り上げ一斉スタート、20分以上遅れた大学の主催者が準備した襷(たすき)を掛けての繰り上げスタート、無念のリタイヤなど首位争い以外の見所も多い。出身大学の横浜国立大学も、予選会には出場しているが、本戦出場は数回しかないし、特定の大学を応援しているわけは無い。
 競技としても面白いが、サッポロビールのイメージ広告https://www.sapporobeer.jp/hakone/が毎年楽しみだ。今年は、大人エレベータシリーズに、55歳の宮本浩次(みやもと ひろじ エレファントカシマシのボーカル)が登場し、「純粋って何?」と問う妻夫木聡に対し、「経験値の低さ」的な回答をする。スズキ自動車のように「初売り」を全面に押し出したCMよりも、禅問答的で、現代美術のような企業広告に惹かれる。
 スポンサーに敬意を表して、ヱビスビール片手に応援することもあるが、今年は、ホット卵サンドイッチ片手に優雅にコーヒーを楽しんだ。
 

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