2023年4月20日(木)に行われたコンサート・交流の風ふたたび合唱団「コール愛」を観に行った。
ハーモニーホールふくいは、1456席の大ホールと610席の小ホール、駐車場600台がある1997年にオープンした美しい音楽堂だ
第一部は、3つの合唱団「みのりエコーズ」「コール麻の葉」「コーラスYou」が3曲ずつ歌う構成で、第二部は、合同合唱団「コール愛」の出番となるが、パイプオルガン演奏も用意されていた。
横濱たより148号(2004.5.13発行)によると、音楽堂完成後6年後に完全にコンクリートが乾いた後にパイプオルガンが設置されたようだ。初めてパイプオルガンを聞いたのは、1987年にユタ州ソルトレイクシティの教会、2回目は、2004年の福井で、今回は3回目かも知れない。荒井由実「翳りゆく部屋」(1976年)が無ければ、その存在を知らなかった巨大な楽器だ。運搬は不可能で建物自体が楽器といえる。
福井県には、この1台しか無いと思うが、国内最大規模らしい。日本全国には1000台程有るというが、知っているのは東京の築地本願寺のパイプオルガンで、毎月、演奏されているようだ。ちなみに、福井県には、ストリートピアノは2台(えちぜん鉄道福井駅、三国未来文化館)ある。
折角、設置に数億円、維持費が年間100万円規模の楽器なので、有効活用して欲しい。
|