横濱たより  


不定期発行 036-2 2000.12.03発行
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バックアップはこまめに慎重に


 日頃の制作物はこまめに保存

 ここ数年でめざましく普及してきたのがCD-R(写真右上)。
 650MBというゆとりの記憶容量と100円前後の安さ、ほとんどのパソコンで使用可能という便利さが受けている。
 私がPowerMachintosh7100/80AVを購入した1995年は、128MBのMOドライブもあわせて購入した(17インチモニター、スキャナー、プリンタ、14400bpsのモデム等で約80万円)
 3.5インチFDが外部記憶媒体として主流をなしていたが、1.4MBという容量はあまりにも小さい。構造上、トラブルも多く、仕事でクライアントに納めるときは、2枚を1セットとしていたほどだ。
 外部記憶媒体に何を使用するかというのは、その人がどの業界で仕事をしているかに、仲間が何を使っているかに左右されることが多いが、いづれにしてもこまめにバックアップを取ることをお奨めする。仕事の流れを整理するという意味でもバックアップは役に立つ作業だろう。
 できれば、複数のバックアップを取り、別の場所に保管するのが望ましい。単位容量あたりの単価がもっとも安いCD-Rは思い切って使えるので今後も普及していくと考えている。

 意外に脆いCD-R

 クライアントにデジカメデータを納めようとしたとき、トラブルが発生した。名刺シールを貼る位置が少しずれていたので貼り直そうとしたら、CD-Rの記憶媒体面が剥がれてきてのだ。
 金属光沢を放つので、さぞかし強固に見えるが、剥がれた金属膜はあまりにも薄っぺらで安っぽい(実際ケース付きで100円前後)。
 シールを貼るときは、一発勝負しかないし、取り扱いも慎重にしなければならない。
 万が一の事態に備えて、複数枚バックアップをとる必要性をひしひしと感じる出来事だった。


 高速回転なのでシールは貼らないのがベスト

 CD-Rは最近は24倍速とか36倍速になって、回転速度がものすごい高速になっているのでCDそのものに少しでも重さに偏りがあると読み込みエラーを起こしやすかったり、ひどいときには機械の故障を引き起こすと言われています。
 36倍速以上では、オモテ面の印刷のインクの量による重さの偏りさえ回転に影響を与えるとか言われています。
 だから、CD-Rにラベルを貼るのは同じドーナツ状の形(点対称な形)のラベルを正確に同心円状態で貼らないといけないと言うことになってます。できれば、シールは貼らないのがベストのようです。


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