横濱たより


不定期発行089-1 2002.5.30発行
918-8112 福井市下馬1-1624 横濱商館
TEL 090-3765-1097 マイク・ヨコハマ

FM放送とビデオ記録


ラジオアイランドFM77.3
 2002年5月21日午前10時30分頃、福井街角放送(ラジオアイランドFM77.3Mhz)のモーニングアイランドという番組に生出演してきた。ラジオを録音することが出来なかったのでスタジオにDVカメラを持ち込んで準備から収録させて貰った。画像をクリックするとQTムービー(約3MBのダイジェスト版)にリンクします。
 話した内容は、ITマルチメディアプロデューサーとしてCD-R制作(
横濱たより087号参照)のこと。10分ほど会話しながらコーナーが終了し、前日にメールでリクエストしておいたYMOのライディーンを掛けて終了した。
 台本も打ち合わせも無しで上手に話を進めるのは長年のDJとしての職人芸だ。


番組の記録
 昨年(2001年)12月にオープンしたばかりの放送局で番組のサイトもオープンしたもののコンテンツはこれから。毎日(土日は除く)、8:00~13:00、14:00~19:00と10時間も生放送をしているので全ての内容を保存するのは物理的に無理なことははっきりしている。
 それでも新聞社はテレビキー局は内容をウェブで公開し、バックナンバーをデータベース的に整理している。その情報にいつでもどこからでもアクセスできるというのは全体的というかインターネット的なことだと思う。
 1990年代、福井ケーブルテレビで毎月1回2時間のトーク番組
「サロン三角テーブル」という番組に企画・出演していたが、残った記録は一時期私がマッキントッシュPowerBook150で生出演中に記録した7回分だけだ。


記憶と記録
 毎日、多くの出来事が起こり、そして忘れ去っていく。デジタル機器が出現するまでは、何かを記録することが非常に大きなコストとエネルギーを必要としてきたので、記録すること自体を意識せず過ぎ去ってきたと思う。個人のささやかな記録はプリント写真くらいしかなかった。
 しかし、21世紀の現代はデジタル的な記録が格安で可能になった。さらにインターネットというツールを使えば伝達することも容易になっている。
 イベントなどを進めるにあたって最初から記録することを念頭に置いておくとかなり容易に記録をとどめることが出来る。もちろん、単に記録したデータだけでは利用価値が無く、編集する必要がある。
 生身の人間は記録・編集を無意識に行っており、その結果が記憶と呼ばれているわけだが、記憶だけで生活するのが正しい生き方なのかある程度のエネルギーを使って過去をとどめておくことが何らかの意味を持つものなのだろうかと考えてしまう番組出演だった。


ほとんどの写真撮影を担当した

HTML版はハイパーリンクが豊富です。是非、アクセス下さい。
横濱たよりwww.mike.co.jp/hama/ メールinfo@mike.co.jp
(c)MIKE YOKOHAMA OFFICE All Rights Reserved.